アカメを釣りたくて高知へ。浦戸湾・浦ノ内湾を巡った車中泊遠征

夏が終わる頃、ずっと行ってみたかった高知への遠征を決めた。
目的はアカメ。
いつか釣ってみたいと思っていた魚だけど、
実際に狙いに行くのは今回が初めて。
せっかく高知まで行くなら、
できるだけ長く釣りをしたい。
そんなわけで、タックルとルアー、
車中泊用のマットなどを車に詰め込んで、高知へ向かった。
今回は「絶対に釣ってやる」というより、
まずは自分でアカメがいる場所に立って、
どんな釣りなのかを経験してみたい。
そんな気持ちでの遠征だった。
今回持っていったタックル
アカメを狙うということで、
普段のシーバスよりはかなり強めのタックルを準備した。

メインラインはPE2号と2.5号。
リーダーはナイロン70lb。

スナップやフックも、
普段使っているものより強度のあるものに交換しておいた。
今回使ったものはこんな感じ。
メインライン:PE2号・2.5号(YGK XBRAID SUPER JIGMAN X4)
リーダー:ナイロン70lb(VARIVAS)
スナップ:SWスナップ #3(58.6kg)
フック:FimoフックH #1・#2
スリーブ:Maria ファイターズスリーブ
オープンエリアでの釣りが中心になると思っていたので、
飛距離も考えてPEは2号〜2.5号にした。
その代わり、
魚を掛けた後のことを考えてリーダーやフックは強めに。
ノットに不安を感じたくないのでスリーブ圧着を選んだ。
普段のシーバス釣りとは違うので、
このあたりを考えている時間も遠征前の楽しみの一つだった。
ルアーはケース1個分
ルアーは、あれこれ持っていくとキリがないので、
今回はケース1個分に絞った。
持っていったのは、

カゲロウ155F
初代ペニーサック
レアリスペンシル130 SW Limited
クロスウェイク140SSR
エヴォルーツ120F
このあたり。
フックとリングは強度のあるものに交換して、

3フックのミノーは2フックに変更した。
遠征に行くと、「念のためこれも持っていこう」
と荷物がどんどん増えていく。
今回はそこを我慢して、
このケースの中だけでやってみることにした。

車の荷室にはフラットなマットを敷いて、
車中泊の準備も完了。
いよいよ高知へ向けて出発。
高知に着いて、まずは浦戸湾へ

淡路島で休憩しながら一気に高知へ。
飲まず食わずは言い過ぎだけど、思ったより疲れた笑
現地でコンビニ弁当をかきこむ。

まだ夕方までは時間がほんの少しだけあったので


桂浜公園に寄って写真を撮ったり、

タックルを確認したりしながら、
今回の釣り場として考えていた浦戸湾へ向かった。
この時点では、浦戸湾について特別に詳しかったわけではない。
アカメを狙う場所として有名だし、まずは実際に見てみよう。
そんなくらいの感覚だった。
ところが、実際に現地に立ってみると、
思っていた以上にいろんな環境がある。
磯っぽい場所があったり、
泥っぽい場所があったり、
河川が流れ込んでいたり。
地図や航空写真で見るのと、
実際に水辺に立って見るのとでは、やっぱり違う。
「なるほど、こういう場所なんだな」
と、釣場を見ながら少しずつ分かってくる感じだった。
魚だけじゃなく、周りにいる生き物も多い。
このあたりは、
実際に現地を見てみて初めて感じたことだった。
初場所の洗礼
そんな感じで釣りを始めようと思ったものの、
いきなり予定が狂った。

思っていた以上に潮位が高い。
狙っていた場所はかなり水が入っていて、立てる場所がない。
ウェーディングも難しそう。
初めて来た場所なので、
潮位と地形の関係もまだよく分かっていない。
「これはどうしよう……」
と、いきなりノープランになった。
せっかく高知まで来たので、そのまま帰るわけにもいかない。
周辺をいろいろ見て回って、
釣りができそうな場所を探すことにした。
夕方になって浦ノ内湾周辺を見ていると、
ようやくベイトの群れを発見。
せっかくなので、ここでやってみることにした。
1日目は浦ノ内湾でウェーディング
最初に投げたのは、

レアリスペンシル130 SW Limited。

まだ明るいうちはトップ系から探っていく。

暗くなってからはウェーダーを履いて入水して、
カゲロウ155Fや初代ペニーサックを流してみた。
しばらく釣りをしていると、股あたりまで浸かったところで、
左足に妙な冷たさを感じる。
「あれ?」
と思って確認してみる。
……ウェーダー、漏れてる。
まさか初日に水漏れするとは思わなかった。
とはいえ、せっかくここまで来たので、そのまま釣り続行。

冷たいのを我慢しながらキャストを続けた。
結局、かなり粘ったものの1日目はノーバイト。
まあ、初日だし仕方ない。
そう思いながら釣りを終えて、
準備していた夕食を食べて車中泊。
車の中で寝るのも、
今回の遠征ではちょっと楽しみにしていた部分だった。
2日目はポイント探しから
2日目。
この日は釣ることだけじゃなく、
次に来るための下見もしておこうと思っていた。

浦戸湾周辺や河川をいろいろ見て回って、

駐車できる場所や足場を確認していく。

初日に入れなかったポイントも、改めて見てみる。
そこで、潮位が100前後まで下がると
足場が出てくることが分かった。
これは次に来たときに使えそう。
初めての場所なので、
こうやって一つずつ分かっていくのが面白い。
合間に寄った町中華屋さんで食った昼飯も美味かった。

そこからもウロウロして、駐車スペースも含め、
釣りができそうな場所をいくつか見つけることができた。

その中でもベイトの気配があった場所で、
2日目の釣りを始めることにした。
予報ではまだ降らないはずだったのに
釣りを始めてしばらくすると、雨がポツポツ降ってきた。
天気予報ではもう少し先から降る予定だったはず。
「まあ、このくらいなら大丈夫か」
と思っていたら、だんだん雨脚が強くなってきた。

仕方なくレインウェアを着込んで釣りを続ける。
この日は、まず普段よりかなり強めのタックルでスタート。

ロッド:テイルウォーク ライズシューター 910H
リール:ペン スラマー4 4500HS
取り回しもしやすく、
強引なやり取りにも対応できるタックルなので、
今回の釣りではかなり頼りになる。
雨の中、ひたすらキャストを続けた。
足元を見ると、カニだらけ
雨がどんどん強くなってくる。
そんな中、ふと足元や水面を見ていると、
何かがたくさん動いている。
最初はウミムシか何かだと思っていた。
よく見ると……
カニだった。
しかも、かなりいる。
磯っぽい場所や泥底、河川が流れ込む場所など、
いろんな環境があるからなのか、とにかく生き物が多い。
釣りをしているだけでは気づかなかったけど、
こういうところを実際に見られたのは面白かった。
浦戸湾については事前にいろいろ調べていたけど、
こういう感覚は現地に来てみないと分からない。
魚が釣れるかどうかとは別に、
「ここってこんなに生き物がいるんだな」と感じた。
最後はど干潮まで
雨はさらに強くなってきた。
普通ならそろそろ帰ろうかな、という状況。
ただ、せっかく初めて来た場所だし、
まだ何が起こるか分からない。
もう少しやってみることにした。
沖の流れも探ってみたかったので、
ここでタックルを変更。

ロッド:テイルウォーク ハイタイド TZ 110XH
リール:シマノ ツインパワー C5000XG
11ftのロッドに持ち替えて、少しでも沖までルアーを入れていく。
雨の中、ひたすらキャスト。

潮がどんどん引いていき、
最後はほぼ完全に潮が引ききるところまでやった。
それでも魚からの反応はなし。
結局、今回の遠征では最後まで
アカメからの反応をもらうことはできなかった。

雨の車中からリベンジを誓った。
釣れなかったけど、行ってみて分かったこと
今回の遠征では、アカメを釣ることはできなかった。
正直、悔しい。
でも、実際に高知まで行って釣りをしてみたことで、
行く前には分からなかったことがいろいろあった。
潮位によって入れる場所がかなり変わること。
駐車できる場所や、実際の足場。
ベイトがいる場所。
河川や湾のつながり方。
そして、現地にいる生き物の多さ。
こういうのは、ネットや地図を見ているだけでは
なかなかイメージできなかった。
特に印象に残ったのが、
地元の和歌山で夏にシーバスを釣っているときの感覚と、
少し似ているところがあったこと。
夏場の高水温期になると、
和歌山でもシーバスが
河川の上流側まで入ってくることがある。
今回、高知で釣りをしながら見ていると、
「もしかすると、アカメもこういうところを使っているのかな」
と考えるようになった。
もちろん、今回の釣行だけで答えが分かったわけではない。
でも、
自分の中では次に試してみたいことが少し見えてきた。
潮の動きについても、
実際に釣りをしてみたことで考え方が少し変わった。
上げ潮のときは、どこに魚が入ってくるのか。
下げ潮では、どこにベイトが流れていくのか。
今回見たカニやベイトの動きも含めて、
次に来たときはもう少し意識して釣ってみたい。
また高知に行きたい
今回はノーバイト。
アカメを釣ることはできなかった。
でも、
初めての場所で右も左も分からない状態から釣りをして、
実際に現地を歩いて、
潮位によって変わる景色を見て、
雨の中でひたすらキャストして。
それだけでも、来てよかったと思える遠征だった。
何より、一度釣りをしてみたことで
「次はこうしてみたい」ということが増えた。
今回入れなかった場所にも、もう一度入りたい。
潮位も変えてみたい。
時間帯も変えてみたい。
そして、もう少し長く現地を見てみたい。
アカメは簡単には釣れないと思う。
だからこそ、次に高知へ行ったときには、
今回より少しだけ分かった状態で狙ってみたい。
今回は釣れなかったけど、それで終わりではなく、
次の釣りにつながる遠征になった。
来年の夏、また高知へ行こうと思う。
今度こそ、アカメを釣りたい。












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