バーサタイルという落とし穴
はじめに
※注意事項
今回の記事は一部の方に不愉快かもしれません
そう感じた方はその時点で読まずに
戻って頂けるとありがたいです
さて、久々の投稿になって申し訳ないです。。
実はちょいちょい釣りには行ってて
魚にかすってはいるものの
キャッチには至らない悪循環に陥ってます。
が、
冬ではよくある事なんで
自分らしくのんびり楽しみたいと思います。
そんな中、
私が主に使っているロッドメーカーの
テイルウォークさんから新製品が出た
という事でチェックしてみました。
バーサタイル、ボーダレスという魔法
今回テイルウォークさんの新製品で
ショアジギングにもプラッギングにも
使えるバーサタイルロッドなる物と
狙う対象魚を絞らない
ボーダレスタイプのロッドが出ました。
最近他のメーカーもよく出していますが
なんでも使えるのか!
じゃあこれ買っとけば!
っていう
初心者向けにリリースした感じがしました。
最近はコロナの事もあって
釣りブームですがそれに伴うリリースなのかな?
ただ安易にこういうロッドを購入するのは
危険だと思います。
失敗とかじゃなくて
ただただ危険だと思います。
大事な事だと思うので
今回記事に書きたいと思います
ロッドはそもそもバーサタイル
このロッドは○○専用ロッド
なんていうのは所詮釣具メーカーが
勝手に書いているだけの事。
シーバスロッドでエギやろうがジグ投げようが
ライトショアジギロッドでミノー投げようが
元々自由なんです。
ただ専用の調子ではないので
シチュエーションによっては
やりにくいメソッドもそりゃあります。
どんな場所でも、どんなメソッドでも
バーサタイルに対応します!
なんていうのは
結局どれも中途半端って事なので
この竿は○○でこれは苦手だけど
こう対応すれば使えない事はないな
って考えて学んだ方が
かえって良い気がします。
ボーダレスって何?
そもそもボーダレスタイプにする意味が不明
とりあえずの1本を買うのにしても
ある程度ターゲットは決めないと
ボーダレスシリーズの中の
何を買えば良いのかわかんないはず。
って事は
ボーダレスタイプの竿を買う意味はないはず。
一時磯竿でルアーを操って
新しい釣り方を模索した感じのモデルも
ありましたが最近聞かないですよね。
利点はあるんでしょうが
レバーブレーキリールを使った
シーバスなんかも新しいメソッドでしたね。
これも最近聞きませんが。
良いとは思うんです。
新しい事をやってみる。
その為のボーダレスタイプ。
でも最近のボーダレスロッドは何か違う。
ただただ、右も左も分からない初心者に
とりあえずこれ買ってくれれば
色々できるんでやってみてください
的な感じに見えます。
具体的にダメ出ししてみる
まずクリムゾンっていうモデルから抜粋
82ML
港湾シーバスには硬くてかかりにくそう
PE1号仕様でできるロックフィッシュ?穴釣り?
S95ML-R
普通のシーバスロッド。。。
S98M-R
サーフ用シーバスロッドで良くない?
微妙に短いし。
S80MH
45gまでしか投げられないのに
大型青物が回遊する沖堤防にも
というのは少し無理があるように思えます。
次にRIZE SHOOTER SSDから抜粋
S100MH
サーフにも沖堤防にも地磯にもって書いてます
これスペックでいうと
自分使ってるハイタイドTZ110XHに近いので
言いたい事はわかるんです。
確かにこの1本で広いエリアはカバーできると
思うんです。
でもターゲットを絞らない書き方で
地磯って書いて欲しくなかったかなと。
地磯って色んなとこあるので。
こんな磯も
こんな磯もあります。
魚を波でずりあげられない磯で
大きいのかかったとして
魚をキャッチしに
水際に降りて行くのでしょうか?
タモ入れなんて磯では難しいですから。
危険回避する為のロッドチョイス
ロッドの選び方について
こんな感じに書かれているサイトがありました。
自分が釣ってみたい対象魚を決めれば、
その魚を釣るために使うルアーが定まります。
そのルアーの重さに合わせて、
ルアーロッドの長さや
タイプを絞り込んでいくのが、
オーソドックスなロッドの選び方です。
ただし、この方法だと、
ルアーの種類ごとに
ロッドも増えていく可能性が高いでしょう。
そのため、
初めの一本は汎用性の高いロッドを
1本選ぶのが無難です。
間違いだとは思いませんが
釣り方に合わせるんじゃなくて
釣る場所と危険回避に注視して
ロッドを選ぶべきだと思ってます。
まずレングスですが
シャクリやすい
だとか
投げやすい
だとか
扱いやすい
だとか
よく言われる内容ですが
扱える範囲で1歩でも2歩でも
後ろに下がれるロッドを選ぶ事。
テトラでも磯でも同じです。
次に、
対象魚に対して使うルアーをキャストできて
ある程度食い込ませる事ができる事
ただ
ルアーフックさえちゃんとメンテしていれば
大概魚は掛かります。
大事なのはその上で
魚を安全な場所に誘導して
安全にキャッチできるパワーがある事です。
ここは、つい最近行った地磯ですが
ここはかなりメジャーポイントで
誰でも気軽に行きやすい磯です。
ここでもしブリがかかったと想像してください。
ヒラスズキロッドくらいのパワーで
抜けますか?
たまに大きい波が来ますが危険覚悟で
掴みに行きますか?
なのでここに来る時は
ハイタイドではなく、
マンビカver.2を持ってきてます。
このロッドは
長さ11ftで100gまで投げられる竿です。
でもそんな重いルアーはここでは投げません。
1歩でも後ろに下がれるレングスがあり
少々の魚はぶち抜けるロッドです。
場所に合わせるというのは大事です。
今は動画がある
本当は釣りに詳しい先輩に
教えて貰いながら行動していくのが
良いでしょうが
無理な方もいるでしょう。
そういう時は動画を見て使用タックルを
参考にしてはどうでしょう?
最近の方よりソルトルアーの歴史を
作ってきたような方の
動画や記事が良いと思います
初心者の方は臆病者になるべし
散々ダメ出しを書いた記事になりましたが
それでも、やっぱり決めかねて
とりあえずは
この手のロッドを買ってみたい
又は購入した方
そういう方は、臆病になってください。
どのモデルも自分が思っている長さより
短いモデルが多いです。
釣っている時は注意していても
大物が掛かって、何とか取りたい。
そういう時に事故は起こります。
少しのレングスの差で水面に近づく。
その1歩が
黒く変色して
苔のついたテトラや岩だったら。
フィッシュグリップで上手く掴めず
もたついていたら波がきてしまっていた。
そういうシチュエーションから避けられる
アイテム選びをおすすめします。
【追記】
最近ある知り合いから関西以外では足元から
ズドンと水深があるようなエリアも多く
そういったエリアでは短いロッドが使いやすい
ケースもあるのでは?
といった話を聞きました。
ただそういったエリアでもたまにくる
ドカ波を考えると自分の意見は変わらなかった
ため、このまま記事を投稿したいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
たまたまテイルウォークの記事を見てコメントさせて頂きました。色々店頭で見て3ピースに絞りコルトスナイパーシリーズを第一候補にオーバーゼアと比較し、ライズシューターSSD s100MH-P3を購入しました。サーフ堤防に地磯と盛りだくさんで、しかもショアジギングにプラッキングとどう絞っていいのか分からず、コルスナSSよりも高価で割安感もなく、、
購入して後悔はしてなくむしろ釣果も上がり買ってよかったですが、このロッドで垂水一文字の激流でMAX80gジグはする気になれず、地磯ならH以上を買うでしょうし、自分の周りでジグとプラグを付け替えながらしてる人もおらず、守備範囲を広くしすぎてどのポジションが優れているのか分からない感じに思えました。
記事凄く参考になりました。
初めてのテイルウォークロッド凄く釣果も上がり買ってよかったと思っております。
こんな拙いブログを参考にして頂き
ありがとうございます!
今の時代、
本当に使えないような悪い竿なんかあんまりなくてですね
自分が、どこで、どう使うか?
そういう点で選ぶのが1番大事だと思うんですね。
イワモトさんの様に、最初の1本を使いつつ学んで
次はここに行きたいから、
これを選ぼうと決められる方であれば、
バーサタイルロッドも活きてくると思います。
メーカーや媒体の紹介を信じこんで、
事故の原因の1つになるのは嫌だなと思い、
この記事を書かせて頂きました。
ちなみにですが、垂水のような水深がありジグを多用する
エリアでは底の感じ方等も含めシャキっとした
ジグロッドが良いと思います。
和歌山のような遠浅エリアが多く、
プラッギングメインになりやすいエリアは
プラグスペシャル等のロッドがいいかなと思います。
決めかねる時は、
比較的お安いジグロッドでグラス繊維が多く含まれている
モデルが逆に幅広く使えたりします。
パームスのショアガン等がそれに当たりますので
1度手に取って頂き、参考になればと思います。
これからも当ブログをよろしくお願いします(*^^*)