テイルウォークロッドの「クセ」について。
テイルウォークロッドのクセ
さて、現在(2017年10月現在)リリースされている
テイルウォーク製ロッドには
私的に感じる「クセ」があります。
(あくまで個人的な意見なのでよろしくお願い致します。)
今回はそのクセについて書きたいと思います。
①バット部分とティップセクションの
パワー差がある。
②ティップは比較的どのモデルもソフトに
デザインされている
③どのモデルもバットのパワーが強い。
この3つの理由からなのか、生じるクセがあります。
シーバスロッドシリーズであるムーンウォーカーは
ファーストテーパですが、
レギュラーテーパーと言われているモデルでも
なぜかセミファーストテーパーのように
感じる仕上がりなのです。
これは以前のモデルもそう感じていました。
ただ負荷を掛けていくと最終はやはり
レギュラーテーパーの曲がりを見せます。
画像:tailwalk開発日記
影響する点について
では、このクセが問題となる動作は何か?
私的にはキャストだと思います。
すぐに曲がるティップだけで投げてしまっている方も
多いのではと感じます。
テイルウォーク製ロッドに合うキャストは
たらし長めのペンデュラムキャスト
ではないかと思います。
しっかりと「ベリー~バット部分」に
ウェイトを乗せる。
そんなイメージでキャストできれば、
ルアーがかっ飛ぶ。
そんなロッドが多く感じます。
(基本と言えば基本ですが・・。)
また、持ち重りのするロッドが多い。
そう聞く事も多いテイルウォークロッドですが、
そういう方は、
メーカーが想定しているリールの番手より
小さいリールを装着しているように思います。
利点でもあるっていう話
以前のテイルウォーク製ロッド、
ラッシュウェーブも私は愛用していましたが、
そのモデルをテストしていたのが
九州のローカルプロフェッショナルアングラーが
参加していたようです。
私がテイルウォークロッドを好きな理由が
ここにもあるのですが、
獲る事を重要視しているロッドが
青物竿やヒラ竿に多いのです。
重く、持ち重りする程頑丈に、
粘るブランクに仕上げた背景に
ヒラ狙いで青物が来る。
ドン深のエリアである九州なので
足元で大物のヒット。
そういう事を想定してあると思うのです。
ですので、リール自体もあまり小型であると
バランスが合わない事もあるかもしれません。
軽く使いやすい「釣れる」竿と
重く頑丈な 「獲れる」竿
私はリール重量でバランス取って
獲れるタックルセッティングで
私は釣りをしていきたいと思います。
数あるインプレについて言いたい
釣りには色んなジャンルとターゲットがいます。
画像:tailwalk開発日記
ただ、あくまでタックル選びは個人個人の自由です。
国産品にこだわったセレクトも良いと思いますし
高級品で固めたセレクトも良いと思います。
ただ、どのタックルに対しても
理解して、どう使うか?
最後は結局、使い手の問題であるのではないか?
そしてそうでなければならないと思います。
しなやかに曲がるシーバスロッド欲しければ
私の中では、がまかつのレオザは最高レベルです。
でもLSJにも使えますか?
なんて事は言わないでください。
二兎を追う者は一兎をも得ずです。
ただ分かった上でジャンル外のロッドで釣りをするのは
全くもって自由です。
画像:tailwalk開発日記
メジャークラフトさんのクロスライドシリーズは
皆さんご存知だと思います
あのシャキッとした硬めのブランクが出来た背景には
シーバスロッドでLSJもする。
デイゲームが流行って重量のあるルアーを
キビキビ動かす方が増え
そういうところもあると思うのです。
だけど、ある某インプレを見ると
硬すぎ。
バレやすい。
折れる。
など書かれていますが、
ユーザーの理解力が減少すれば
メーカーは良い品物、個性的な品物を
出せなくなります。
作り手は、
説明せずともユーザーにはわかってもらえるはず。
そう思いデザイン、製作していると思うのです。
このロッドは良い、悪いだけではなく
このロッドはこうだから、
私はこう使いこなしてます。
この方がカッコいいじゃないですか。
ネットで色々な方の発言力に強さが出ている今、
私は自分の言葉で良い悪いだけではなく
感性も含め、感じたことを正直に伝えられるような
ブログを目指していきたいと思います。
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