17サステイン4000、5000を今更買ってみた。

2021年7月25日

リールを新調したって話。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

コロナ感染を身近に感じている昨今

今の時期は

大きな釣果にも恵まれないと思われ

釣りを自粛しているNobです。

さて港湾~磯まで広い範囲で

活躍してくれていた

バイオマスターSW4000,5000ですが

さすがに5年程使っているので

ガタが発生してきました。

と言っても、

まだまだ現役で使えそうですが

今のうちに買い替えて予備として

置いておく方がいいんじゃないかと思い

思い切って新しく新調する事に。

今回欲しいのは4000番と5000番。

5000番はサーフ~磯マルに使いたい為

コンパクトなC5000クラスが希望でした。

リールは安くて頑丈であれ!

が合言葉の自分。

当初はツインパワーXDが気になっていましたが

いいないいなと思っていたら

新しい21モデルが出ていました(笑)

サステインって自分向きかも

前モデルのXDで充分と感じていた自分が、

良いのないかなぁと物色していた時に

お?

と感じたのが

サステインシリーズ。

今でも前モデルの

バイオマスターSWがあれば

きっとツインパワーXDと悩んだ末

価格でバイオを買っていたであろう

自分からすると

価格と機能が合ってるなと感じて

購入しました。

実際ストラディックSWで

C5000サイズがあれば

選んでいたかもしれません。

他のインプレ記事では

ボディ設計に関して等書かれていますが

シマノ製リールで大きく違うのは

コアソリッドシリーズ

クイックレスポンスシリーズか

ここかなと思います。

つまり、

金属製ローターなのか強化樹脂ローターなのか

ですね。

磯マルを始め、ナイトゲームも視野に入れると

ルアーの巻き抵抗をもっと感じたいかも

と思い、

クイックレスポンスシリーズで

剛性を上げたモデルである

サステインを巻いてみると。。。。

巻き出しが軽い!

機能に疎い自分ですが

マグナムライトローターなる物が

大きいのでしょうか?

これでメーカーが謳う剛性があれば

武器になるなと思いました。

勿論気に入らない点もある

気に入らない点はハンドルノブ。

4000番はT型、

5000番は小型のEVAラウンド型ですが

これはどうせ

カスタムノブに変えてしまうので無視(笑)

リール本体も軽いので

今以上にナイトゲームにて

流れを感じやすいでしょう。

サステインの4000番5000番はボディサイズが

変わらない為

パッと見では判別しづらいので

ハンドルノブの色を変えて分かりやすくしました。

実売価格が2万台で所有欲も満たしてくれる

リールとなりました。

大きな問題はないでしょうが

使用感で感じた事があれば

書いていこうと思います。

【関連記事】
ゴメクサス ノブ交換を一番わかりやすく説明してみました!(シマノ編)

そもそも今のリールは高性能

さて

リールに関してのインプレで

色々と比較しているのをよく見ます。

やはり高額な買い物なので

色々気になりますよね。

ただ、

敢えて言わせてもらうと

今の時代の国産リールでほんとにダメで

使えない物はありません。

値段差で出てくるのは寿命かなと思います。

メンテさえしっかりしていれば

変わってくる所です。

自分が最初にシーバス等で使っていたのは

バスで使っていたかなり前のルビアスでした。

そこから磯等にも行くようになり

色々調べて驚いたのが

高知の有名な磯ヒラ師である

西村好仁さんの記事でした。

氏がメインで使っていたのはなんと

11カルディア3500

有名な方なので、

やはりハイエンドモデルを

ガンガン使っているのかなと

思っていましたが

ミドルクラスのリールを使われていました。

氏の記事によれば

磯ヒラにおいてリールは波を被る事も多く、

劣化も激しい為

高価すぎるものは控えた方がいい。

というコメントと共に

タックルを紹介されていました。

これは磯ヒラに限らない事です。

そして感化された自分は

カルディアを買って磯でボロボロになるまで

使ったのを思い出します。

今はシマノ派ですが基本的な考えは同様です。

そこからすると軽さ、番手、ライントラブルの有無

巻き取り量を見て

あとはデザインや所有感の面で良いなと思えば

それで充分。

ボディ半分が樹脂であるとか

最新の設計であるとか

正直問題ではないし釣りをしていて

そこまで感じないと思います。

11カルディアは確かザイオン樹脂を多用した

モデルだったと思います。

それでも不意にかかった青物等も釣れるのですから。

大型ヒラマサを地磯で狙う、

重いジグを使用してのオフショア記録級の大型狙い

等でなく、

シーバスや磯マル、

ヒラ中型青物等がメインであれば

上記の考えで大丈夫だと思います。

メーカーのネーミングに騙されるな

ちなみに話が脱線しますが、

ハガネギアなる物がシマノリールに使われています。

もちろん鋼ではありません。

昔のリールギアは確か亜鉛製でしたが

最近は超々ジュラルミンを使用。

切削によりギアを作っていましたが

プレス加工により作ったのがハガネギア。

鉄組織が切れていない為、強度が上がった。

そういう意味合いから

ハガネギアとネーミングされているようです。

自分の仕事は物作りなので

ある程度知識はありますが

2mm厚程までの炭素鋼やSK材を

プレス抜きするのに必要な力が200トン程。

同じレベルの力で作られているのがハガネギアです。

超々ジュラルミンというと凄く強そうですが

アルミ合金です。

ステンレス硬度がHV180以上に対し

超々ジュラルミンはHV150程。

炭素鋼はHV200~260程です。

実は強度でいうとステン材の方が強いのですが

軽さの面で

超々ジュラルミンを採用されているのでしょう。

何を言いたいかと言うと

今のリール素材は軽さ、剛性という

相反する要望に対して

目を見張る様な革新的な素材や加工方法は

存在しないと思ってます。

ボディのたわみによる問題があるので

負荷がかかっている状態で無理矢理巻く

これをするかどうかで

ハイエンドモデルを選ぶかどうかが

決まってくると思います。

逆に言うとミドルモデルであっても

それをしなければ大きな問題はないでしょう。

使い方にもよりますが

4年程は使えるかと思います。

国産メーカー品は手堅いよ

自分が初心者の方にリールを選ぶ場合は

国産モデルでラインローラーに

ベアリングが入っている事

つまりミドルモデルですね。

あとは価格とデザインで気に入れば大丈夫。

という言い方をしています。

以前、

アブのリール等も使った事がありますが

海外メーカーのリールは

ライントラブルが起こりやすいです。

もちろん起こらないように使う事は可能ですが

初心者の方には難しい点も多いでしょう。

色々長く書きましたが

見て、触って、無理なく買える値段帯かどうか。

自分の場合は2万円台までと決めていますが

それは人によって違う所でしょう。

間違えてもロッドやリールに散財しすぎて

磯靴やライフジャケットに

お金をかけられないなんて事は避けたいものです。

今、

リール購入の際にインプレ記事を見て悩んでいる方に

参考になれば幸いです。