黒潮大蛇行の原因は太陽活動だと思う。

2021年4月20日

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黒潮大蛇行を科学的に考えてみる

去年から釣り人を悩ませている

黒潮大蛇行ですが、

色んなブロガーさんの記事を見ても

いつまで続くのか?

早く収まってほしい。

という内容の記事が多いので、

釣りブログという枠を飛び越えて

トコトン調べてみた結果、

自分なりに結論が出たので記事にしてみました。

ただ、あくまで私は科学者ではありませんので

回答に責任は持てません。

申し訳ありませんがご了承下さい。

今回の記事は多くのサイトの文献と

画像を参考にした記事です。

記事に入る前に参考にさせてもらった

サイトを紹介しておきます。

°海洋政策研究所

°高校地理をわかりやすく,そして楽しく!

°地球最期のニュースと資料-In Deep

°山賀進のウェブサイト

°ぽんたのドイツ観測所

°むぎっ子広場 公立中高一貫校専門情報サイト

°気象庁HP

°黒潮親潮ウォッチ

では、順番に考えてみましょう。

黒潮大蛇行が起こる原因を考えてみる

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【黒潮大蛇行が起きるのはなぜ?】

A.黒潮の流速が上がっている為に

  不安定になっているから。

2014年時点で、

過去20年間の衛星観測により日本南岸表層での

黒潮流速は増加し続けていることがわかっている

との報告が上がっています。

【黒潮の流速、流量が上がる原因は何?】

A.北太平洋の海上風が強くなっているから。

まず黒潮海流は地表を吹く

風の流れの影響を受け、発生します。
(全ての海流がそうではなく、あくまで黒潮に関してです。
 塩分濃度、水温に伴う重さで発生する海流もあります。
 当記事中盤にて書いています。)

具体的に言うと、

黒潮流量は太平洋全体の風の強さで決まります。

現在、北太平洋の海上風の強さは、

黒潮大蛇行が安定する限度の上限に近い

とされており、

いくつかの地球温暖化モデルによる見通しでは、

100年後の日本南岸での

黒潮流速は増大するとされています。

風は空気の多いところ(高気圧)

から

空気の薄いところ(低気圧)に向けて吹きます。

海水温が高い程、強い上昇気流ができる為、

そこに向かう風の強さが強くなると考えています。

海水温についても考えてみる

【なぜ海水温が上がるの?】

A.赤道付近の海流の流れが弱体化しているから。

日本南岸の海水温を上げる理由として

個人的に感じているのは北大西洋海流の弱体化。

北大西洋海流は

メキシコ湾を中心に対流していますが

以前に比べて15%程流速が

弱体化している事がわかっています。

海流は、 太陽に温められた海水を撹拌する事で

地球全体の海水温を偏らないように

機能する冷却装置のように

私はイメージしています。

流速が低下すると、滞る海水も多くなり

一部の海水温があがると考えます。

従って、

北大西洋海流の弱体化が、

黒潮の流速が上がっている原因のひとつ

と感じています。

北大西洋海流の弱体化はなぜ?

【なぜ北大西洋海流が弱体化しているの?】

 A.北極圏にある氷が溶けて混ざっているから。

これにはいくつかの可能性や説がありますが、

私が個人的に有力と思う理由を書きます。

北大西洋海流は、

蒸発して塩分濃度が 高くなっているだけでなく、

北極圏、グリーンランド辺りで冷やされることで

その重さが増します。

重さが増した水は海中深くに沈んでいき、

海流はそのまま再び南方へ

再び戻っていくと言うシステムです。

しかし、

昨今の地球温暖化の影響で北極圏、

グリーンランドの氷が解け始めており、

この溶けた水とメキシコ湾流の海水が混ざり、

海水の塩分濃度が薄まっている

可能性が高い

との事です。

塩分濃度が薄まる事によって、

海水はこれまで程重量が増さず、

海中深くに勢いよく流れて行かなくなり、

その結果メキシコ湾流全体の流れが

弱まっていると考えられます。

温暖化についてホントの事

【なぜ温暖化が進んでいるのか?】

 A.単純に温暖化、寒冷化、温室効果ガスの影響での

  説明では片付かなくなっているから。

ここで考えなければならない問題が

北極圏、グリーンランドの氷河は

溶けているが

南極の氷は増えているという事実。

個人的に今の地球は、

温暖化or寒冷化 ではなく、

温度差が偏り、

均一でなくなっていると感じています。

更に、

地球全域の話となると温度は下がっています。

つまり海流の変化などで、 温度が上がったり、

冷却されない所は温度があがるが全体的には

下がっているという見解です。

ではなぜこのような事態になっているのか?

釣りから宇宙へ

私は個人的にデンマーク工科大学の物理学者

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ヘンリク・スベンマルク博士 が唱えている

スベンマルク効果
スベンマルク効果については→コチラ

による、

雲の発生には宇宙線が関係している。

という仮説は

本当なんじゃないかと思っています。

今まで人類はなぜ雲が発生するのか

完全にはわかっていませんでしたが

その可能性の1つとして

宇宙線と蒸発した海水により

雲が発生するという考え方があります。

そしてその宇宙線を

コントロールしているのは

太陽活動によるものだという事です。

もし宇宙線の量が変化して雲の発生量に変化が

あるとすれば

地球に降る太陽光線を遮る雲が増大した事による

寒冷化という仮説が立てられます。

ここでもう一つ。

ロシアの女性学者である

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ヘレン·ポポワ博士が

地球は小規模の氷河期に向かっている

という説を発表しました。

ポポワ博士の説の結論としては、

「97%の精度で、次の3つの太陽サイクル
(サイクル 25、26、27)

 に最も気温が低い時が訪れることを示し、

 これからの約30年間がその時代に相当する」

との事です。

ちなみに1番ピークに気温が下がるのは

2030年と言われています。

さて、ここで違う観点、 異なる科学者から

可能性の1つとして言われているのが

太陽活動。

ちなみに、

太陽活動による影響を受けていると言われている、

地球の磁場ですがこれも反転しつつある

との声があります。

さて、

ただの釣りブログが地球を語る

という前代未聞な話になっていますが、

あくまで興味を持って、

ネットを調べた結果での 私の個人的な考えです。

まとめ

【黒潮大蛇行の原因は何?】

 A.黒潮大蛇行の原因は 太陽活動のサイクルによる

  環境変化の一環であると仮定。

  今まで以上に短期間での大蛇行と通常の状態の

  切り替わりを不安定に繰り返すでしょう。

という結論に至りました。

まぁ本当かよー。

という内容なんですが(笑)

しかしながら、

色々調べてみると、

安定するであろう材料が全くなかった

ので、今の不安定な状況と

うまく付き合うしかないかなと思いました。

なので、

黒潮の状態をチェックしながら

南に行くのか?

北に行くのか?

を考えていきたいと思っています。

太平洋側では今までの経験則での

ポイント選びではなく

黒潮の動きを確認しての

ポイント選びが重要になるんじゃないか?

という事ですね。

参考になれば幸いです。

本当の事は自分で感じよう

ちなみに追記ですが、

二酸化炭素量の増大と

温暖化は比例していないという説があります。

また、

関係ない話題である化石燃料についてですが、

地球のマントルから滲み出ている説が有力で、

掘削技術さえ向上すれば

無限であるという説もあります。

なんか、色んな情報があって

何が真実かわかりませんよね。

子供とそういう話題になったので

調べてみた次第です。

気になった方は、

一度検索してみてください。

今日はこの辺で(笑)